VMware Server 2.0の仮想マシンを、ESXI 5のゲストに変換し、ESXI 5ホストに移動する。
<準備>
1、移動元のVMware Server 2.0が動作しているWindowsマシンに、VMware vCenter Conver Standalone 5.0をインストールしておく。
2、移動先になるESXI 5がインストールされたマシンを(同じ)ネットワーク上に動作させておく。
<手順>
1、VMware Server 2.0で動作している移動対象のゲストマシンはシャットダウンさせておく。
2、VMware Serverが動作しているマシンにインストールされたVMware vCenter Conver Standalone 5.0を起動し、以下の操作を行う。
○ソースシステム 変換するソースシステムの選択
・「ソースのタイプを選択(T):」において、「VMware Workstation または、その他の VMware 仮想マシン」を選ぶ。
・「仮想マシンファイル(V):」において、「参照(R)」ボタンを押して、移動する仮想マシンファイル(vmxファイル)を選ぶ。
○ターゲットシステムを選択 新しい仮想マシンのホストを選択
・「ターゲットのタイプを選択(T):」において、「VMware Infrastructure 仮想マシン」を選ぶ。
・「サーバ」、「ユーザー名」、「パスワード」について、移動先のESXI 5ホストの情報を入力する。
後も、指示された項目を設定していく。
変換には、仮想マシンの大きさにも拠ると思うが、10分ほど要した。
(注意)
・オプションというページでは、仮想ディスクのタイプなどを設定できる。
デフォルトではシックだったので、シンタイプで移動するにはここで設定が必要になる。
・変換後の仮想マシンではNICのMACが変化するため、DHCPで取得しているIPアドレスが変化した。
・VMware toolsのバージョンをアップデートしなければ、vSphere Clientのコンソールが正常に動作しなかった。
このvmtoolsをアップデートするためには、vSphere Clientで、
インベントリ(N)→ 仮想マシン(V)→ ゲスト(G) →VMware tools のインストール/アップデート(W)を選択し、
開くウインドウで、「自動アップデート」を選択し、「OK」をクリックする。
自動的にアップデート処理が行われ、再起動が行われる。
(ゲストマシンがwindowsの場合、ログインしていない状態でもアップデートが可能だった。)
学習したことや試行錯誤を後で再利用できるように自分のためにまとめたものです。 特にオープンなIT技術は世界の一人ひとりの活動によって支えられていると思います。 メモの内容が微力ながらそれに貢献できるのではないかと思い公開しています。 記述内容に誤りもあるかもしれません。試す方はご自身で十分検証し自己責任でお願いします。リンクは自由です。
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