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2015年6月11日木曜日

【Postfix 2.6.6 x86_64】接続元クライアントのIPアドレス、ホスト名、メーラーなどを表示させないようにする【Linux CentOS 6.5 64bit】

ネットワーク内に設置しているPostfix経由でクライアントマシンからSMTPで外部宛メールを送信した。
受け取り先に到達したメールを確認すると、送信元周りの情報が含まれていた。(下記)

・送信元クライアントマシンの情報 (Receivedで始まる行)
・利用しているクライアントメールソフトウェア (X-Maillerで始まる行)
(略)

Received: from localdomain (unknown [192.168.111.111])
    by mailserver.localdomain (Postfix) with SMTP id xxxxxxxxx
    for <dest@example>; Wed, 10 Jun 2015 00:00:00 +0900 (JST)

Date: Wed, 10 Jun 2015 00:00:00 +0900
From: user <user@localdomain>
X-Mailer: Your Mail Software ( MUA )
MIME-Version: 1.0
To: dest@example
Subject: test mail
Content-Type: text/plain; charset=US-ASCII
Content-Transfer-Encoding: 7bit

this is test for mail
 
これらの情報は、経由するPostfixにおいて、
受け取ったメールのヘッダーの取り扱いを制御することで、排除することが可能である。
先の送信元周りの情報を含んだヘッダーを無視する設定を行えばリレー先に情報を伝えない。 
 




(手順)
 
1、各ヘッダーの取り扱いを定義する。
 
次のファイルに、下記のように正規表現を使ってヘッダーを指定し、制御情報を追記した。
(上のヘッダー例に対しては無意味な設定も含んでいる。また必要に応じて追記する。) 
 

# vim /etc/postfix/header_checks
(略)
/^Received:.*with ESMTPSA/          IGNORE
/^Received:.*with ESMTP/              IGNORE

/^Received:.*with SMTP/                IGNORE
/^X-Originating-IP:/                        IGNORE
/^X-Mailer:/                                    IGNORE


/^User-Agent:/                               IGNORE
/^Mime-Version:/                            IGNORE


2、上で行った定義を利用する設定を行う。

下記の2行を追記した。

# vim /etc/postfix/main.cf
mime_header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks
header_checks = regexp:/etc/postfix/header_checks



3、Postfixを再起動した。

再びテストメールを送信して、受け取り先において確認すると、
定義したとおりヘッダーは伝達されていなかった。(下記)

(略:ここから上は、リレー先である管理外のサーバが追記する情報が入る。)
Date: Wed, 10 Jun 2015 00:00:00 +0900
From: user <user@localdomain>
To: dest@example
Subject: test mail
Content-Type: text/plain; charset=US-ASCII
Content-Transfer-Encoding: 7bit
this is test for mail



 <参考>
・Remove sensitive information from email headers with postfix
< https://major.io/2013/04/14/remove-sensitive-information-from-email-headers-with-postfix/ >
2015年6月11日

・Postfix Hide Client (MUA) System IP Address / Hostname
< http://www.cyberciti.biz/faq/postfix-remove-hide-hostnames-ip-addresses/ > 2015年6月11日

・When sending email with Postfix, how can I hide the sender’s IP and username in the Received header?
< http://askubuntu.com/questions/78163/when-sending-email-with-postfix-how-can-i-hide-the-sender-s-ip-and-username-in >
2015年6月11日




2015年6月3日水曜日

【Firefox 64bit 38.0.1】Firefoxメニューが英語で表示されるようになったので日本語に切り替えた【Linux CentOS 6.6 64bit(gnome)】

このページの方法で日本語化ができない場合、次のリンク先の方法で日本語できた。
これはThunderbirdの設定方法であるが、Firefoxでもやり方はほとんど同じである。
http://akira-arets.blogspot.com/2016/10/thunderbird-language-setto-japanese.html



CentOS 6.6 64bitのgnome環境を、VNC SERVERを用いて利用している。
このgnome環境でブラウザFirefox(38.0.1)を使用していた。
gnome、Firefox共に日本語で表示されていた。

ところがあるときから、急にFirefoxでメニューなどが英語表記されるようになってしまった。
それまで日本語表示できていたから、必要な追加パッケージが導入されていないわけではない。


次のようにFirefoxを設定するだけで、きちんと日本語表示に復帰させることができた。



▲Firefoxで日本語環境に復帰させる手順▲

(1) Firefoxのアドレスバーに、次の値を入力してエンターキーを押す。
about:config
動作保証ができませんので、細心の注意を払って編集するようにとの警告が表示された。
さらに進むと、設定を変更するツールが開かれた。

以下は、このツールでの操作である。


(2) 次の項目を検索ボックスに入力して、項目と値を表示させた。
intl.locale.matchOS
次の情報が表示された。この値がfalseになっていることを確認した。
intl.locale.matchOS   false
(もし、項目の値がtrueになっている場合は、ダブルクリックをしてfalseに設定する。)



(3) 次の項目を検索ボックスに入力し、項目と値を表示させた。
general.useragent.locale
下のリストに、次の情報が表示された。
(ここでFirefoxが英語環境になっていることがわかった。)

general.useragent.locale   en-US

表示された項目をダブルクリックして、値の編集ウインドウを開き、次の値を入力した。
(これによって、日本語環境に切り替えた。)
ja

(4) Firefoxを閉じて、数秒おいてから、Firefoxを再び起動した。

すると、日本語環境に戻った。

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<参考>
Can we change the interface language of Firefox?
< https://support.mozilla.org/ja/questions/1018686 > 2015年6月3日

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