更新 2014年5月26日
CentOS6.2 64bit版 を、minimalでインストールして、必要な機能を手作業で有効化したときの記録
(注意)
安全なプライベートネットワーク領域で使うシステムのための初期設定の作業記録
1、ネットワークインターフェイスの有効化を行った
初期状態ではネットワークインターフェイスが有効になっていなかったため設定を行った。
[root@iscsi-target-01 ~]# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0ファイル保存後にrebootを行ったところ、dhcpサーバからアドレスを取得でき、マシンにsshでアクセスできるようになった。
DEVICE="eth0"
HWADDR="xx:xx:xx:xx:xx:xx"
NM_CONTROLLED="yes"
ONBOOT="yes" ←"no"になっていたので、"yes"に設定した。
BOOTPROTO="dhcp" ←dhcpを使ってアドレスなどを取得するように設定した。
rebootの代わりに、service network restart でも良い。ssh接続は切断される可能性もある。
IPsecサービス経由でつないでいる場合は誤動作してしまうので、reboot おすすめ。
○もし、後からNICを追加するなどしてifcfg-eth0などの対応するファイルがなければ、次のようにする。
NICが認識されているか確認する。認識されていれば次の手順へ進む。
# ifconfig -a
NIC設定ファイル生成ツールのインストール()
# yum -y install system-config-network-tui
Install 10 Package(s) Total download size: 2.0 M Installed size: 7.3 M
Installed: system-config-network-tui.noarch 0:1.6.0.el6.2-1.el6 Dependency Installed: crda.x86_64 0:1.1.1_2010.11.22-1.el6 dbus-python.x86_64 0:0.83.0-6.1.el6 iw.x86_64 0:3.10-1.1.el6 libnl.x86_64 0:1.1.4-2.el6 pciutils.x86_64 0:3.1.10-2.el6 python-ethtool.x86_64 0:0.6-5.el6 python-iwlib.x86_64 0:0.1-1.2.el6 usermode.x86_64 0:1.102-3.el6 wireless-tools.x86_64 1:29-5.1.1.el6 Complete!
設定ツールを起動して、メニューに沿って設定を行う。
# system-config-network-tui
最後にメニューから保存することで、ifcfg-ethファイルが生成された。
# Please read /usr/share/doc/initscripts-*/sysconfig.txt必要に応じてさらに、自分でviなどで編集する。
# for the documentation of these parameters.
DEVICE=eth1
BOOTPROTO=dhcp
TYPE=Ethernet
HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx(ふせています)
PEERDNS=yes
システム起動時にNICが使えるようにするには、ONBOOT=yes を追記する必要がある。
DEVICE=eth1
HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx(ふせています)
TYPE=Ethernet
#UUID=(ふせています)
ONBOOT=yes
#NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=dhcp
2、システムをアップデートした
[root@iscsi-target-01 ~]# yum update
[root@iscsi-target-01 ~]# uname -a
Linux iscsi-target-01 2.6.32-220.el6.x86_64 #1 SMP Tue Dec 6 19:48:22 GMT 2011 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
3、epelリポジトリを使えるように設定した
便利なツールがepelリポジトリに入っているので、利用できるようにした。
[root@iscsi-target-01 ~]# rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-5.noarch.rpmあるいは、
[root@iscsi-target-01 ~]# rpm -ivh http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/x86_64/epel-release-6-5.noarch.rpm
4、仮想端末 tmux をインストールした(要、epelリポジトリ)
[root@iscsi-target-01 ~]# yum install tmux
5、GPT対応のディスクツールをインストールした
・partedコマンドを使う場合:
[root@iscsi-target-01 ~]# yum install parted・gdiskコマンドを使う場合:
(上記のepelリポジトリが必要)
[root@iscsi-target-01 ~]# yum install gdisk
Installed:
gdisk.x86_64 0:0.8.2-1.el6
Complete!
6、NTPサービスを使えるようにした
時間が自動的に調整されるまでにしばらくかかった
[root@iscsi-target-01 ~]# yum install ntp
[root@iscsi-target-01 ~]# chkconfig ntpd on
[root@iscsi-target-01 ~]# service ntpd start
7、ファイアーウォール制御ルールの変更ツールをインストールした
[root@iscsi-target-01 ~]# yum install system-config-firewall-tui
Installed:
system-config-firewall-tui.noarch 0:1.2.27-5.el6
Complete!
8、wgetをインストールした
[root@iscsi-target-01 ~]# yum install wget
Installed:
wget.x86_64 0:1.12-1.4.el6
Complete!
(参考)
・VirtalBoxのホストオンリーアダプタを追加してもeth1のスクリプトが作成されない
< http://linux.just4fun.biz/CentOS/CentOS6%E3%82%92Minimal%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E5%BE%8C%E3%81%AE%E4%BD%9C%E6%A5%AD.html#c8002201 > 2014年5月26日