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2021年4月27日火曜日

【Linux CentOS 7 MATE 1.16.2】Linuxデスクトップ環境MATEからSAMBA(Windows)ファイルサーバーに接続しブックマークを作成する方法


MATEからSAMBA共有にアクセスする方法


1、SAMBAサーバー(Windows共有)への接続方法

まず、上部バー内の「場所」からメニューを開き、「サーバーへ接続…」を選択した。


すると、次のように「サーバーへの接続」ウインドウが開くので、
「種類」メニューから、「Windows共有」を選択した。


そして、次のように、ファイルサーバーに接続するために必要な情報を入力した。

・サーバー名(ファイルサーバーのIPアドレスやFQDN)
・共有(共有名)
・フォルダー(共有内のフォルダ名)
・ユーザー名
・パスワード

そして、「接続する」ボタンをクリックした。

次のようなエラー「ユーザーの詳細を確認してください」が発生する場合があるが、
「接続する」ボタンを再度クリックした。


すると次のように、指定した共有内のフォルダが開いた。
(ただし、上記の入力例とは異なる設定を用いている。)



2、ブックマークを作成した。

つづいて次のように「ブックマーク(B)」をからメニューを開き、
「+ブックマークの追加(A)」をクリックした。


すると、次のように、左側一覧に「ブックマーク」グループ内に、ブックマークが作成された。


デフォルトではブックマーク名は、ブックマークを作成したフォルダの名前のままである。

ブックマーク名を変更するには、「ブックマーク(B)」の「+ブックマークの編集(E)」から可能である。



◯以上で作成済みのブックマークは次のファイルに記述されている。

[root@localhost user11]# cat /home/user11/.gtk-bookmarks 
smb://username@192.168.100.100/sharename/files BookMarkName

このファイルのフォーマットに従えば、ブックマークの追加、編集が可能である。

また、他のユーザーのホームディレクトリにこのファイルをコピーすることで同じ設定を利用できるようになるだろう。
その際は、その他のユーザーにコピーしたファイルのアクセス権限を与える必要がある。

2021年4月7日水曜日

【Linux Raspbian】zip 圧縮するときの指定ディレクトリの除外、シンボリックリンク先の除外方法


Raspberry Pi (Raspbian)で、zipコマンドでディレクトリごとファイルを圧縮したい。
ただし、そのうち除外したいディレクトリがある。



# zip -y -r Archive.zip Target -x Target/SubDirectory/\*

(説明)
Archive.zip …生成される圧縮ファイルに付ける名前
Target …圧縮対象の親ディレクトリ名
-y …シンボリックリンクがあればリンク先のファイルまでは対象にはしない。
-r …圧縮対象の親ディレクトリ以下全てのディレクトリを対象にする。
-x Target/SubDirectory/\* …そのうちの除外するサブディレクトリ

Target/SubDirectory/\* は、親ディレクトリのTargetの直下にあるSubDirectoryディレクトリ内の全てのファイルやディレクトリを指定している。
\* はバックスラッシュが入っている。これはシェルによる * に対する展開処理をエスケープして、そのままの形でzipコマンドに渡すために必要なのだと思う。



<参考>
・Unix zip directory but excluded specific subdirectories (and everything within them)
< https://superuser.com/questions/312301/unix-zip-directory-but-excluded-specific-subdirectories-and-everything-within-t >

・How to zip directory excluding symbolic links and the files they point to?
< https://unix.stackexchange.com/questions/491004/how-to-zip-directory-excluding-symbolic-links-and-the-files-they-point-to >

【Linux Mint 19.3】他システムから外したRAID1ミラーリングアレイ構成ディスクを他システムでマウントする手順【mdadm 4.1~rc1-3~ubuntu18.04.4】


別のシステム(Raspberry Pi のRaspbian)においてmdadmで構築したRAID1(ミラーリング)アレイを構築していた。

このミラーリングアレイの2台のディスクの内、1台のUSBハードディスクを外して他のLinuxマシンに接続しマウントしようとした。

そのときの手順のまとめである。



◯システムの情報

Linux Mintである。ここの /mnt/disk にミラーアレイの構成ディスク1台をマウントしたい。

$ cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=LinuxMint
DISTRIB_RELEASE=19.3
DISTRIB_CODENAME=tricia
DISTRIB_DESCRIPTION="Linux Mint 19.3 Tricia"

$ uname -a
Linux 5.0.0-32-generic #34~18.04.2-Ubuntu SMP Thu Oct 10 10:36:02 UTC 2019 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux


◯mdadmのインストール

デフォルトではmdadmが入ってなかったのでインストールした。
インストールするやいなや自動的にディスクスキャンが開始された。
これはアレイのメタ情報を検索してシステム上のRAIDアレイを認識しようとしているのだろう。

# apt install mdadm


◯アレイの状態を確認した

ミラーリングアレイの構成ディスクだったUSBハードディスクは、このシステム上では /dev/sdd として認識されていた。
その第一パーティションがミラーリングアレイの構成デバイスだった。
このパーティションは、このシステム上では /dev/sdd1 として認識された。

そこで、次のようにアレイとしての状態を確認した。

# mdadm --examine /dev/sdd1
/dev/sdd1:
          Magic : a92b4efc
        Version : 1.2
    Feature Map : 0x1
     Array UUID : eeeeeeee:ffffffff:gggggggg:hhhhhhhh
           Name : raspberrypi:0
  Creation Time : Thu Aug 27 08:19:06 2020
     Raid Level : raid1
   Raid Devices : 2

 Avail Dev Size : 1950906368 (930.26 GiB 998.86 GB)
     Array Size : 975453184 (930.26 GiB 998.86 GB)
    Data Offset : 264192 sectors
   Super Offset : 8 sectors
   Unused Space : before=264112 sectors, after=0 sectors
          State : clean
    Device UUID : aaaaaaaa:bbbbbbbb:cccccccc:dddddddd

Internal Bitmap : 8 sectors from superblock
    Update Time : Sun Jan 10 19:37:14 2021
  Bad Block Log : 512 entries available at offset 16 sectors
       Checksum : df9ad670 - correct
         Events : 4003
アレイとしては問題なさそうである。



◯エラーのためmd0をマウントできなかった

上記のディスクを接続すると、mdadmによって自動的にRAIDアレイが認識され、/dev/md0 という名称でデバイスとして認識できるようになった。
この名称は、前のシステム(Raspbian)で構成したとおりである。

ところが、この/dev/md0 をこちらのシステムでマウントしようとしてもうまくいかなかった。
同じシステムにおいてディスクツール(gnome-disks)では、/dev/md0 内にはファイルシステムが確認できない状態になっていた。

# mount /dev/md0 /mnt/disk/
mount: /mnt/disk: can't read superblock on /dev/md0.


◯そこで次の復帰手順を試した

アレイが正しく認識されていないためにこの問題が生じているらしい。(†1)

まずアレイを停止した。これによって、/dev/md0 が消えた。
(アレイ構成デバイスとしての /dev/sdd1 は認識されている。)

# mdadm --stop /dev/md0
mdadm: stopped /dev/md0

つづいて、次のコマンドを実行した。

# mdadm --assemble --scan
mdadm: /dev/md/0 has been started with 1 drive (out of 2).

すると、うまくmd0デバイスが認識されるようになり、ファイルシステムが見えるようになった。
そして、ファイルシステムのマウントにも成功した。

以後、このシステムでは、アレイの構成ディスクであるそのUSBハードディスクを接続すると自動で、/dev/md0 が正しく認識されるようになった。



<参考>
(1) mdadm raid doesn't mount
< https://unix.stackexchange.com/questions/148062/mdadm-raid-doesnt-mount/149177 > 2021年4月5日

(2) How to mount software RAID1 member using mdadm
< https://sleeplessbeastie.eu/2012/05/08/how-to-mount-software-raid1-member-using-mdadm/ > 2021年4月5日

(3) RAID superblock formats
< https://raid.wiki.kernel.org/index.php/RAID_superblock_formats >  2021年4月7日

2021年4月6日火曜日

【Linux CentOS 7】フォントを追加する手順


フォントファイルは次のフォルダに複数のフォルダに分けられて存在している。

# ls /usr/share/fonts


フォントファイルを置くフォルダを作成した。

# mkdir /usr/share/fonts/newfonts


追加したいフォントファイルをこのディレクトリにコピーした。

# cp /path/to/somefontfile  /usr/share/fonts/newfonts


作成したフォルダの中のフォントファイルと、フォルダのパーミッションを次のように変更した。
(この設定をしていなければアプリケーションから利用できなかった。)

# chmod 644 /usr/share/fonts/newfonts -R
# chmod 755 /usr/share/fonts/newfonts


フォントキャッシュの更新した。

# fc-cache -f -v


追加したフォントが認識されているか確認した。

# fc-list


デスクトップ上のアプリケーションを再起動した。
すると追加したフォントが利用できるようになった。

【Linux CentOS 7】LibreCADのインストール


CentOS6では、QCADというアプリケーションを使っていた。
ところがCentOS7では、同様にepelリポジトリを導入していても、QCADをyumで導入できなかった。
そこで、LibreCADというアプリケーションを代わりに使うことにした。

LibreCADは、QCADから分岐したオープンソースソフトウェアである。
インターフェイスはAutoCADに似ている。
DWGファイルを使うためにlibdxfrwというライブラリ(GPLv2ライセンス)を使用している。


ここでのインストール環境は、DockerコンテナのCentOS 7 にMATEデスクトップ環境を導入し、VNCリモート接続できるようにしたものである。

下記はそのデスクトップ環境の導入手順である。



◯LibreCADについて情報を表示した

# yum info librecad
Name        : librecad
Arch        : x86_64
Version     : 2.0.5
Release     : 2.el7
Size        : 2.0 M
Repo        : epel/x86_64
Summary     : Computer Assisted Design (CAD) Application
URL         : http://librecad.org/
License     : GPLv2 and GPLv2+
Description : A graphical and comprehensive 2D CAD application.


◯LibreCADのインストール

[root@6097c5fce671 /]# yum install librecad

Installed:
  librecad.x86_64 0:2.0.5-2.el7

Dependency Installed:
  libdxfrw.x86_64 0:0.5.11-2.el7              librecad-fonts.noarch 0:2.0.5-2.el7      librecad-langs.noarch 0:2.0.5-2.el7      librecad-parts.noarch 0:2.0.5-2.el7
  librecad-patterns.noarch 0:2.0.5-2.el7      muParser.x86_64 0:2.2.5-8.el7            shapelib.x86_64 0:1.3.0-2.el7

Complete!

◯起動方法

インストール後、MATEデスクトップのアプリケーションメニュー内の「グラフィックス」群に「LibreCAD」項目が表示された。
これをクリックした。


アプリケーションが初回に開くときに、下記のように言語や単位を選択できるウインドウが表示された。
日本語を選択した。



アプリケーションのメインウインドウが表示された。


以上



<参考>
・LibreCAD / Open Source 2D-CAD
< https://librecad.org/ > 2021年4月6日

・LibreCAD
< https://en.wikipedia.org/wiki/LibreCAD > 2021年4月6日

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