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2024年7月29日月曜日

【YAMAHA RTX830】ファームウェア更新作業をLinuxマシン(Raspberry Pi 5)から行う手順

 YAMAHA RTX830のファームウェアの更新をLinuxマシンから行った。

 今回ファームウェアを更新したRTX830(Rev.15.02.28)は新品、未設定で、既存のネットワークにはどこにも接続されていないスタンドアローン状態のものである。既に設定済みで運用中のものを更新するものではない。今回適用するファームウェアは「Rev.15.02.30」である。

 言うまでもなく、ファームウェアを更新するだけでは安全には使用することはできない。セキュリティーのために綿密な設定が必要である。

 

■  準備

 Linuxマシンにおいて次の準備を行った。

◯  ファームウェアのダウンロード

 https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/firmware/index.phpをブラウザで開き、適用するべきファームウェアファイル(拡張子bin)と、チェックサムファイル(拡張子md5)をダウンロードした。


◯ ファームウェアファイルのチェックサムの検証

$ cd Download

$ ls

rtx830.bin
rtx830.md5

$ md5sum -c rtx830.md5

rtx830.bin: 完了


◯ tftp、telnetのインストール

$ sudo su

# apt install tftp 

# apt install telnet

# exit

$


■ RTX830とLinuxマシン(Raspberry Pi 5)を接続

 RTX830は新品で未設定の状態であるが、LAN側でDHCPサーバーの機能が動作している。そのため、Linuxマシンで有線LANについてDHCPクライアントを有効にしている場合、LinuxマシンとRTX830のLAN側をつなぐだけでLinuxマシンは自動的にIPv4アドレスを取得する。

 

◯ Linuxマシンの既存のネットワークの接続状況を確認した

 接続前は次のような状態であった。既存のネットワーク接続「wlan1」が存在している。

$ nmcli d

DEVICE         TYPE      STATE            CONNECTION
wlan1          wifi      接続済み         wlan1      
lo             loopback  接続済み (外部)  lo         
wlan0          wifi      切断済み         --         
p2p-dev-wlan0  wifi-p2p  切断済み         --         
eth0          ethernet  利用不可         --         

 

◯ 万全を期すため、 既存のネットワークからLinuxマシンは切り離した 

 (重要)「万全を期す」というのは、ターゲットのRTX830のつもりが他のネットワークに存在するルーターを相手にしているというような最悪な状態を避けるためである。

$ nmcli con down wlan1

接続 'wlan1' が正常に非アクティブ化されました (D-Bus アクティブパス: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/2)

(注)後で再接続するには、「nmcli con up wlan1」とコマンドを入力するか、Linuxマシンを再起動すればよい。 


 次のように、既存ネットワークからは切断されていることが確認できた。

$ nmcli d

DEVICE         TYPE      STATE            CONNECTION
lo             loopback  接続済み (外部)  lo         
wlan0          wifi      切断済み         --         
wlan1          wifi      切断済み         --         
p2p-dev-wlan0  wifi-p2p  切断済み         --         
eth0           ethernet  利用不可         --         

 

◯  LinuxマシンとRTX830とを有線LANで接続し、状態を確認

 Linuxマシンの未使用LANポートと、RTX830のLAN側ポートを有線LANで接続した。その後、数秒程度待ってから状態を確認した。

user01@raspberrypi:~ $ nmcli d

DEVICE         TYPE      STATE            CONNECTION
eth0           ethernet  接続済み         有線接続 1
lo             loopback  接続済み (外部)  lo         
wlan0          wifi      切断済み         --         
wlan1          wifi      切断済み         --         
p2p-dev-wlan0  wifi-p2p  切断済み         --         

 

◯ Linuxマシンが取得したIPv4アドレスを表示 

 Linuxマシンは、RTX830からDHCPで割り当てられたIPv4アドレスを取得している。 

$ ip a

(略)

 2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
    link/ether XX:XX:XX:XX:XX:XX brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 192.168.100.2/24 brd 192.168.100.255 scope global dynamic noprefixroute eth0
       valid_lft 259194sec preferred_lft 259194sec
    inet6 fe80::XXXX:XXXX:XXXX:XXXX/64 scope link noprefixroute
       valid_lft forever preferred_lft forever

 (略)

 

◯  RTX830側のIPv4アドレスを確認

 Linuxマシンは、RTX830からDHCPで割り当てられたIPv4アドレスといっしょにゲートウェイアドレスを受け取っている。このゲートウェイがRTX830なので、ゲートウェイアドレスがRTX830のLAN側アドレスである。

$ ip r

default via 192.168.100.1 dev eth0 proto dhcp src 192.168.100.2 metric 100

(略)

 ここで、確認したRTX830のLAN側アドレスは後で使う。

 

 

 ■  RTX830のファームウェアを更新

  上記のように、RTX830とLinuxマシンを有線LANで接続したまま次の操作を行った。

 

◯ RTX830でtftpによるアクセスを許可する設定を行った

 LinuxマシンにてtelnetコマンドでRTX830(工場出荷時状態のもの)に接続し、RTX830のコンソールを開いた。(注意)このRTX830は既存のネットワークには接続されていない。

 

$ telnet  192.168.100.1

Trying 192.168.100.1...
Connected to 192.168.100.1.
Escape character is '^]'.

Password:  ←何も入力せずにそのままエンター

RTX830 Rev.15.02.28 (Wed Dec 28 19:47:51 2022)
Copyright (c) 1994-2023 Yamaha Corporation. All Rights Reserved.
To display the software copyright statement, use 'show copyright' command.
YY:YY:YY:YY:YY:YY, YY:YY:YY:YY:YY:yy
Memory 256Mbytes, 2LAN

The login password is factory default setting. Please request an administrator to change the password by the 'login password' command.
> administrator  ←このように入力してエンター
Password:  ←何も入力せずにそのままエンター
The administrator password is factory default setting. Please change the password by the 'administrator password' command.
#
# tftp host any  ←このように入力してエンター
#


 入力した「tftp host any」コマンドは、tftpクライアントからの接続をすべて許可する設定である。後で、必要に応じて解除しておく。

 このままRTX830のtelnetコンソールは開いたままにし、後の手順によるLinuxマシンからのファームウェアの転送の状態がわかるようにしておく。

 Linuxマシンではさらに別のターミナルを用いて次の手順を行った。

 

◯ tftpコマンドでファームウェアをRTX830に送信

$ cd Download

$ ls

rtx830.bin
rtx830.md5

 $ tftp -m binary 192.168.100.1 -c put rtx830.bin exec

Transfer timed out.

 

 このコマンドを実行すると、RTX830とLinuxマシン双方のLANのステータスLEDが点滅してデータ送受信が行われていることがわかった。

 しばらくすると、Linuxマシンで実行したtftpコマンドが「Transfer timed out. 」で終了した。しかし、上記のtelnetコンソールには次のように表示された。

 

Update exec file receiving... Testing received file... Writing to Nonvolatile memory... done
Restarting ...
Connection closed by foreign host.  


  このことから、うまくファームウェアの転送ができたとわかった。RTX830はまもなく再起動しファームウェアの更新作業が完了した。

 

2012年10月14日日曜日

【YAMAHA RTシリーズ】知らないSIPサーバからの着信をSIP設定で拒否する【RT57i Rev.8.00.95】【RTA55i 4.06.67 】

2017年4月19日 更新
 
以下の設定を行うことによって、意図している正規のSIPサーバからの着信のみを受付け、
さらに、着信ポートごとに着信を許可するSIPサーバを指定することもできるようになる。


○設定に際して必要になる知識


通常、SIP着信を受けるためには、上位のSIPサーバに自分(クライアント)のIPアドレスなどを伝える必要がある。
これを「レジスト」と言う。レジストは数分置きにSIP制御ソフトウェアが自動的に行う。
クライアントのIPアドレスと通信ポート番号を知った「レジスト済みサーバ」から着信がやってくる。

ところが、「レジスト済みサーバ」ではなく、知らない相手からも着信がやってくる場合がある。
知らないサーバとは、「レジスト済みのSIPサーバ」ではない不特定の相手ことである。
ネットワークの世界ではIPアドレスさえわかれば相手先に通信可能だからだ。
意図している「レジスト済みサーバ」からのものを正規の着信とすれば、
そうではない不特定の相手からのものは、不正な着信と言えるだろう。

不正な着信を回避する対策としては、
「レジスト済みのSIPサーバ」からのSIP着信かどうかをできる限り判別して受け入れるように設定することである。
ネットワークのIPレベルで、特定のSIPサーバからのアクセスを拒絶したり、受け入れたりすることもできるが、
ここでは、「設定方法」に示すように、RT57iにおいて簡易にSIPレベルでの対策を取り上げている。

「レジスト済みのSIPサーバ」からの正規の着信の場合、
「レジスト済みのSIPサーバ」はクライアントのレジスト情報を把握しているので、
その着信SIPメッセージにはクライアントのユーザー情報が含まれている。(=電話ユーザー名)(=SIPメッセージの To:ヘッダー)

そこで着信プロセス時に、
SIPサーバからのSIPメッセージに含まれているこの「電話ユーザー名」と、
クライアントで自明なそれとを照合することで、
この着信が 「レジスト済みのSIPサーバ」からの正規のものかどうかをある程度は判断できる。
(ただ、詐称の可能性もないとは言えないので完璧な方法ではないだろう。)



○設定方法(YAMAHA RT57iの場合)

アナログポートごとに、着信時に照合する「電話ユーザー名」を設定する必要がある。
下記の方法2がおすすめです。

(注意)設定が適切でなければ、着信が全くできなくなってしまう。


<方法1>
analog sip call mynameコマンドを使う方法

ただし、これでは、
サーバーからのSIPメッセージの「電話ユーザー名」と照合するキーを一つしか登録できないので、
複数の「レジスト済みのSIPサーバ」からの着信を受ける場合には対応できない。
アナログポートごとに「レジスト済みのSIPサーバ」が一つだけなら、この方法でよい。

(例)
アナログポート1において、正規のサーバからの通信を許可する設定する。
クライアントが正規のサーバに対して登録した「電話ユーザー名」654321 をつかって、
サーバーからのSIPメッセージの「電話ユーザー名」を照合し、合致すればその着信を許可する。
analog sip arrive permit 1 myname
analog sip call myname 1 sip:654321

> analog sip arrive permit ?
    入力形式: analog sip arrive permit ポート番号 スイッチ
               ポート番号 = 1-2, スイッチ = 'on', 'off' or 'myname'
      説明: 指定したアナログポートのSIP着信に対する設定を行います
デフォルト値: on


> analog sip call myname ?
    入力形式: analog sip call myname ポート番号 ユーザ名
               ポート番号 = 1-2
      説明: 指定したアナログポートのSIP発信の際に使用される自己SIPアドレス
               を設定します
デフォルト値: sip:rt57i




<方法2>
analog sip arrive myaddressコマンドを使う方法

SIPメッセージの「電話ユーザー名」と照合できるキーを複数、列挙できるので、
「電話ユーザー名」の異なる「レジスト済みのSIPサーバ」が複数ある場合でも対応できる。

(例)
アナログポート1において、正規のサーバからの通信を許可する設定する。
クライアントが正規のサーバに対して登録した「電話ユーザー名」をつかって、
サーバーからのSIPメッセージの「電話ユーザー名」を照合し、合致すればその着信を許可する。
また、クライアントが正規のサーバに対して登録した「電話ユーザー名」を次のように複数設定する。

一つ目、654321
二つ目、765432
三つ目、876543

analog sip arrive permit 1 myname
analog sip arrive myaddress 1 1 sip:654321
analog sip arrive myaddress 1 2 sip:765432

analog sip arrive myaddress 1 3 sip:876543

> analog sip arrive permit ?
    入力形式: analog sip arrive permit ポート番号 スイッチ
               ポート番号 = 1-2, スイッチ = 'on', 'off' or 'myname'
      説明: 指定したアナログポートのSIP着信に対する設定を行います
デフォルト値: on


> analog sip arrive myaddress ?
    入力形式: analog sip arrive myaddress ポート番号 登録番号 ユーザ名( SIPア
               ドレス )
               ポート番号 = 1-2
      説明: 指定したアナログポートのSIP着信の際に使用される自己SIPアドレス
               を設定します




■RTA55iの場合は、次のように指定することができた。

例えば、TELポート1への着信を制御してみる。


予め次のようにして、SIPサーバ「192.30.25.25」にレジストを行っている。
sip server 1 192.30.25.25 register udp sip:01_group01@SIPSERVER 01_group01 PASSWARD

そして、次のようにして、先ず着信しないようにする。
(mynameで定義した"nooneknowsthis"に一致するTo:ヘッダーを持つSIPメッセージなら受け取る。)
analog sip use arrive 1 myname
analog sip use call 1 off
analog sip call myname 1 sip:nooneknowsthis

試しに、この段階で着信させてみると、次のようにログを確認できた。
 [SIP] SIP Call from [sip:070xxxxxxxx@192.30.25.25] to [sip:01_group01@192.168.50.50] rejected.
発信元電話番号「070xxxxxxxx」がSIPサーバ「192.30.25.25」を経て、
ヤマハルーター「192.168.50.50」にユーザー名「01_group01」で着信してきたが、条件に不一致なので拒否されている。
(”nooneknowsthis”に一致するTo:ヘッダーを持つSIPメッセージのみ受け取ることになっている。)


レジスト先のSIPサーバからの着信時には、To:ヘッダーに、sip:01_group01@192.168.50.50 が含まれているので、これの着信を許可する。
次のように設定を追加する。@以下のアドレスも含みいれる必要がある。
analog sip arrive myaddress 1 11 sip:01_group01@192.168.50.50
複数のサーバにレジストしているなら、増やすこともできる。
analog sip arrive myaddress 1 11 sip:01_group01@192.168.50.50
analog sip arrive myaddress 1 12 sip:myid123@192.168.168.168
analog sip arrive myaddress 1 13 sip:home@172.16.16.16
TELポート1に指定した3つのSIPサーバからのみ着信が来るようになる。


TELポート2でも、特定のSIPサーバからの着信を受け付けるように設定すると、
SIPサーバに応じて着信させるTELポートを分けることができる。



(参考)
・RTシリーズのインターネット電話機能に関するFAQ
 無言電話がかかってくる / 不正なSIPパケットを受信する
< http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/VoIP/troublevoip-ans.html > 2012年10月14日

・不正なSIPパケット受信による無言電話現象の多発について
< http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/Security/sip_trouble.html > 2012年10月14日

2012年7月9日月曜日

【YAMAHA RTシリーズ】相手先の電話番号にもとづいて回線を自動選択し発信する設定【RT57i Rev.8.00.95】

RT57i(Rev.8.00.95 古いファームでは非対応のはず) な ど では、
電話発信時に、相手先の電話番号に基づいて電話回線を自動選択することができる。

RT57iに接続できる電話回線の種類には、line(ISDN)、server(SIP SERVER)などがある。

(注意)
回線種、ルート情報、ルート適用順などを吟味し正しく用いなければ、緊急番号などへ発信できなくなってしまう。


追加する設定は、TELNETでRT57iにログインしてコマンドを入力した。


1、まず、電話番号ルーティングテーブルを作成した。
analog call route-table 1 201 301  ←テーブルを№1として作成し、以下で設定するルート情報番号をつかって定義(ルート設定の順序に注意)
analog call route 201 070* line    ←ルート情報を№201として定義(070で始まる番号はlineへ流れる)
analog call route 301 * server=1  ←ルート情報を№301として定義(すべての番号はsip server1へ流れる)

2、作成したルーティングテーブルを有効化した。
analog extension dial prefix routing route-table=1 server=1

このように設定すると、電話発信時に先ずルーティングテーブル1が参照され相手先番号に基づいて回線が選択される。
いずれにも該当しない電話番号については、設定の通りsip server1が選択される。



(参考)
23.3.7 TEL ポートにおける特定のプレフィックスによる発呼経路選択の設定
< http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/nvr500/voip/analog_extension_dial_prefix.html > 2012年7月9日

2012年1月20日金曜日

【YAMAHA RTAシリーズ】WEB GUIからインターネット電話の有効化を行うこと【RTA55i】


sip use on コマンドの入力と再起動だけでは、 インターネット電話機能がうまく動作しなかった。
発信時に、エラー(3101 SIP: INTERNAL ERROR)が発生してしまう。
そこで、初期化後に、改めてWEBインターフェイスでインターネット電話機能の有効化を行った。
すると、正常に発信ができるようになった。


■ sip use onコマンド の入力と再起動だけでは、インターネット電話機能が正常に動作しなかった

(行った手順)
RTA55iをアップデートし「Rev.4.06.67 (Mon Sep 6 22:11:24 2004)」にし、初期化を行った。
ついで、ネットワークからゲートウェイに通じるように設定し、SIPサーバーに通じることを確認した。
その後、次の二種類のコマンドをRTA55iのWEB GUIの「コマンド設定」に入力した。
sip use on
sip server 1 サーバーのアドレス・・・(省略)
すると、自動的にRTA55iがリブートする。
再起動が必要になるようだ。

(動作確認)
このように、RTA55iでSIPクライアントの設定を行った後、接続アナログ電話に着信するのを確認できた。
ところが、発信は失敗する。受話器からツーツー音が聞こえた。

このとき、RTA55iのWEB GUIから、「料金と通信の記録」を確認すると、
切断コード 3101が記録されていた。調べてみると、コードは次の意味で、RTA55i自体の内部エラーらしい。
SIPサーバー側のコンソールにも何も表示されていなかったので、
このエラーによってSIPのパケットが出ていないようだった。
3101 SIP: INTERNAL ERROR
機器エラー。
本製品内部でエラーが発生した。
本製品がおかしな状態になっている可能性がある。

■WEBインターフェイスから、インターネット電話の有効化を行ったところ正常に動作した

壊れているのかと思われたが、早々に決め付けるのはやめて、WEB GUIからインターネット電話の有効化を行った。

(行った手順)
初期化した後に、ネットワークの設定まで行った。
続いて、WEB GUIの「電話設定」→「基本設定」から、「インターネット電話機能」項目で「使用する」を選択した。
登録ボタンをクリックしたあとのダイアログで、再起動が行われた。

すると、正常にSIPの発信ができるようになった。






ハードウェアのバージョンにも拠るのかもしれないが、
単にsip use onコマンドを入力し再起動する場合と、WEBインターフェイスでインターネット電話の有効化設定を行う場合とでは、
内部でなされる処理が異なるように思えた。

2011年10月3日月曜日

【YAMAHA RTAシリーズ】 sip server コマンドのsipアドレスの長さは76文字まで【RTA55i】

YAMAHAルーター RTA55iの、sip serverコマンドで指定するSIPアドレス文字列("sip:"を除いたもの)の最大長は、76文字だった。

SIPアドレスは、sip:account@domain という形式で入力する。
account@domainの文字列が76文字を超えると、エラーが発生してコマンドは受け付けられなかった。

account部分が長くなればdomain部分を短くして、76文字以内に収めれば問題ないようだ。


# sip server ?
    入力形式: sip server 登録番号 サーバアドレス サーバ種類 使用プロトコル
               SIPアドレス [ユーザ名 [パスワード]]
     説明: SIPサーバ設定を追加します.


2011年6月23日木曜日

【YAMAHA RTXシリーズ】dhcpでアドレス情報配布するとき、任意のDNSサーバーを配布する


たとえばscope 1番で、172.31.12.10-172.31.12.100/24の範囲のアドレスを配布し、
同時にDNSサーバーとして、特に8.8.8.8と、8.8.4.4を通知したい場合には、次のようにする。
このようにすると、scopeごとに異なる情報をdhcpで配布することができる。
optionを指定しない場合は、デフォルトのものが通知される。

# dhcp scope 1 172.31.12.10-172.31.12.100/24
# dhcp scope option 1 dns=8.8.8.8,8.8.4.4


「dns=」は、クライアントへ与えるDHCPメッセージの要素の一つを指定している。
2つ以上指定したい場合、アドレスはカンマで区切る。
DHCPで通知できるその他の要素もある。

使用ルーター:RTX1200 Rev.10.01.29


RTX1100などについては、「RTX1100/RTX1500/RT107e Rev.8.03.92 リリースノート Rev.8.03.90 からの変更点」に、
「DHCPサーバー機能で、1~49、62~254のオプション番号をdhcp scope optionコマンドで設定できるように変更した。」とでていますね。
(update 2012年4月8日)

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2010年4月27日火曜日

【YAMAHA RTX1100】特定の機器に特定のIPアドレスを割り当てる(アドレス予約)方法

◆【YAMAHA RTX1100】特定の機器に特定のIPアドレスを割り当てる(アドレス予約)方法

DHCPサーバーを有効にし、とりあえずその機器(DHCPクライアント)にIPアドレスを割り当てておく。
TELNETにてルーターコンソールを開き、次のように該当機器へのアドレス割り当て状況を確かめる。

(注意)
クライアントにIPアドレスが割り当てられるタイミング以降で、割り当て状況を確かめることができる。
そのため、 既にクライアントにIPアドレスが割り当てられているとき、ルーターを再起動してしまうと、次に割り当てられるタイミングまで、割り当て状況を確かめることはできなくなってしまう。

<例>
# show status dhcp

割り当て中アドレス: 192.168.1.10
クライアントイーサネットアドレス: 00:12:34:zz:yy:aa
リース残時間: 2日 23時間 53分 8秒

割り当て中アドレス: 192.168.1.29
(タイプ) クライアントID: (01) 00 1e 2d zz yy bb
ホスト名: tyuipolkjhggfdg
リース残時間: 2日 4時間 37分 11秒

割り当て中アドレス: 192.168.1.31
(タイプ) クライアントID: (01) 00 21 32 43 54 ac zz yy cc
リース残時間: 2日 23時間 36分 39秒


上記機器ついてアドレスを予約したい場合、それぞれ次のようにする。
ポイントは、show status dhcpでIDが表示されたように記述することである。

<例> 機器が属するネットワークに対するscope番号は3とする
# dhcp server rfc2131 compliant on ←デフォルトの値である
# dhcp scope bind 3 192.168.1.101 00:12:34:zz:yy:aa
# dhcp scope bind 3 192.168.1.102 01 00 1e 2d zz yy bb  ←括弧()を外すこと!
# dhcp scope bind 3 192.168.1.103 01 00 21 32 43 54 ac zz yy cc ←括弧()を外すこと!


設定をsaveした後、各機器においてアドレスを再取得するようにする。

(参考)
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/TCPIP/dhcp-server.html#trouble_leased

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