学習したことや試行錯誤を後で再利用できるように自分のためにまとめたものです。 特にオープンなIT技術は世界の一人ひとりの活動によって支えられていると思います。 メモの内容が微力ながらそれに貢献できるのではないかと思い公開しています。 記述内容に誤りもあるかもしれません。試す方はご自身で十分検証し自己責任でお願いします。リンクは自由です。
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2018年4月12日木曜日
【Linux CentOS 7】iptablesサービスで、filterとnatの両テーブルの内容を保存し復元する方法
以下では、下記ページのようにして、
CentOS 7 でfirewalld の代わりにiptablesサービスを使用することを前提にしている。
http://akira-arets.blogspot.jp/2018/03/linux-centos7-iptablesservice.html
既存のiptables filterルールに加えて、natルールを追加した。
例えば、
# iptables -t nat -A PREROUTING -i eth1 -d 10.1.1.11 -j DNAT --to 192.168.1.11
これによって、このマシンのeth1(10.1.1.11)にパケットを送ると、
宛先が変更されて、192.168.1.11に送信される。
しかし、このnatルールはどうやってファイルに保存できるのだろう。
iptables-save コマンドに-t nat オプションをつけることで、
このnatルールの出力は可能だった。
■ 入力済みのiptablesルール(filteと、natの両方)を保存する。
iptables-save コマンドはオプションなしで、filterテーブルの内容を出力し、
-t nat オプションで、natテーブルの内容を出力する。
そのため次のように、/etc/sysconfig/iptablesファイルに連続出力させた。
「>>」で上書きせずに書き足すことができた。
# iptables-save > /etc/sysconfig/iptables ; iptables-save -t nat >> /etc/sysconfig/iptables
■保存したルールが有効化されたかどうかを確かめた。
○iptablesサービスを再起動し、/etc/sysconfig/iptablesファイルの内容を読み込ませた。
# systemctl restart iptables
○読み込みが正常かどうかを確認した。
# iptables -L -v
# iptables -L -v -t nat
正常に、filterテーブル、natテーブルの両方のルールが復元されていることがわかった。
<参考>
・6. パケットの料理法の解説
< https://linuxjf.osdn.jp/JFdocs/NAT-HOWTO-6.html >
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