グラフィカルインストーラーの言語として日本語を選択した。
インストーラーはデフォルトで「最小限のインストール」になっていたのでそのままとした。
パーティションは次のように作成した。
/boot 500MB xfs
swap 4GB
/ 35GB xfs
■ネットワークの設定を行い、インターネットに接続できるようにした。
下記ページを参考にして、LAN接続を完了した。
http://akira-arets.blogspot.jp/2016/11/linux-centos7-start-lan-connection.html
■デスクトップ環境「MATE」を導入した。
○準備
rootユーザーに切り替えた。
$ suシステムをアップデートした。
# yum update
○必要なパッケージのインストールを行った。
基本となる「X Window system」を導入した。
# yum groupinstall "X Window system"
epelリポジトリを使用できるようにした。
# yum install epel-release
デスクトップ環境「MATE」をインストールした。
# yum groupinstall "MATE Desktop"
○グラフィカル(CentOS6でいうところのランレベル5)で起動するようにした。
# systemctl set-default graphical.target
システムを再起動した。
# reboot
再起動後にMATEのログイン画面が表示された。
■日本語が入力できるように設定した。
この段階ではデスクトップ環境「MATE」では日本語入力ができない状態だった。
そのため、必要な設定を行った。
必要なパッケージは既に導入済みであった。
# yum info ibus-kkc
日本語入力を使うユーザーのデスクトップ上のターミナルで、
そのユーザー権限で次のコマンドを実行した。
$ ibus-setupGUIにウインドウが開き「デーモンが起動していないので起動しますか?」と尋ねられる。
「はい」を選択するとデーモンが動作するようだが、まだ日本語入力はできなかった。
さらに、メッセージが表示され必要な情報を設定するように促された。
その情報に従って、このユーザーのホームにある .bashrc に次のように情報を追記した。
最初の3行「export」から始まるものによって、日本語入力ができるようになった。
最後の行「ibus-daemon -drx」は、このユーザー専用のibusデーモンを自動起動するための設定である。
(rootで動作させてもダメだった。)
$ cd ~
$ vi .bashrc
# User specific aliases and functions再起動することで日本語入力が可能になった。(root権限)
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
ibus-daemon -drx
# reboot
■操作方法について
新しく設定に関するページを作成しました。(2021/3/24)
↓
デフォルトの状態で次のキーの組み合わせで入力メソッドを切り換えられた。
キーボード左上の「半角/全角(漢字)キー」を押すと、日本語が入力できた。
入力の際には、「CAPS lock」を外しておく必要がある。
変換は「スペースキー」で行なえた。
急に「かな」が入力できなくなってしまった場合、「大文字入力(CAPS lock)」が無効にされているかどうか確認する。
■不具合
アプリケーション(ブラウザなど)で、日本語入力が急にできなくなってしまうことがあった。
その場合、そのアプリケーションを終了して、再び開くと入力できるようになった。
(不確かな情報です。↓)
英数字を入力中、ファンクションキー(F9、F10など)を押して、
全角での大文字、小文字の切り替えや、半角での大文字、小文字の切り替えを行っている時に、
ibus関係でクラッシュが生じて、システムを再起動しても改善しなかった。
いったん、パッケージを削除して、インストールを行うと入力ができるようになった。
# yum remove ibus
# yum install ibus-kkc
<参考>
・IBus
< https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/IBus > 2016年11月14日
・CentOS/CentOS6.2で日本語入力ができない場合の対処
< http://linux.just4fun.biz/CentOS/CentOS6.2%E3%81%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%87%A6.html > 2016年11月14日
< https://www.fabshop.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AF%E3%80%81fcitx-mozc%E3%81%A7%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%82%8A%EF%BC%81/ >
「Windowsキー」+「スペースキー」そこで入力メソッドを切り替えて「あ」(Kana Kanji)にセットしたあと、テスト用の適当なエディタを起動し、
キーボード左上の「半角/全角(漢字)キー」を押すと、日本語が入力できた。
入力の際には、「CAPS lock」を外しておく必要がある。
変換は「スペースキー」で行なえた。
急に「かな」が入力できなくなってしまった場合、「大文字入力(CAPS lock)」が無効にされているかどうか確認する。
■不具合
アプリケーション(ブラウザなど)で、日本語入力が急にできなくなってしまうことがあった。
その場合、そのアプリケーションを終了して、再び開くと入力できるようになった。
(不確かな情報です。↓)
英数字を入力中、ファンクションキー(F9、F10など)を押して、
全角での大文字、小文字の切り替えや、半角での大文字、小文字の切り替えを行っている時に、
ibus関係でクラッシュが生じて、システムを再起動しても改善しなかった。
いったん、パッケージを削除して、インストールを行うと入力ができるようになった。
# yum remove ibus
# yum install ibus-kkc
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<参考>
・IBus
< https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/IBus > 2016年11月14日
・CentOS/CentOS6.2で日本語入力ができない場合の対処
< http://linux.just4fun.biz/CentOS/CentOS6.2%E3%81%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%84%E5%A0%B4%E5%90%88%E3%81%AE%E5%AF%BE%E5%87%A6.html > 2016年11月14日
< https://www.fabshop.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E5%85%A5%E5%8A%9B%E3%83%A1%E3%82%BD%E3%83%83%E3%83%89%E3%81%AF%E3%80%81fcitx-mozc%E3%81%A7%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%82%8A%EF%BC%81/ >