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2012年7月2日月曜日

【Linux CentOS6.2 64bit版】「うるう秒」によってCPU使用率が高くなり大量のログが出力された【scsi-target-utils 1.0.14】

2012年6月30日(UTC)のうるう秒の後、CentOS6.2で動作させているシステムでCPUの使用率が高くなっていた。

CentOS6.2ではntpd(ntp 4.2.4p8)を動作させていた。

CPU使用率が80%を越えており、ログを見るとscsi-target-utils.x86_64 0:1.0.14-4.el6が影響を受けているようだった。


ログを見てみると、次のように、 「inserting leap second」の直後から、
scsi-target-utilsのエラーメッセージが延々と大量に出力されていた。(24時間以上放置していたため、ログファイルが3Gバイトを超えてしまっていた)

Jul  1 08:59:59 iscsi-01 kernel: Clock: inserting leap second 23:59:60 UTC
Jul  1 09:00:00 iscsi-01 tgtd: work_timer_evt_handler(89) failed to read from timerfd, Resource temporarily unavailable
Jul  1 09:00:00 iscsi-01 tgtd: work_timer_evt_handler(89) failed to read from timerfd, Resource temporarily unavailable
Jul  1 09:00:00 iscsi-01 tgtd: work_timer_evt_handler(89) failed to read from timerfd, Resource temporarily unavailable
Jul  1 09:00:00 iscsi-01 tgtd: work_timer_evt_handler(89) failed to read from timerfd, Resource temporarily unavailable
あきらかに、うるう秒の影響を受けて、scsi-targetがおかしくなっている。ただハングアップはしていなかった。


気づいて、ようやく問題に対処した。
(下記の方法に訂正)
[root@iscsi-01 ~]# date -s "`LANG=C date`"
2012年  7月  2日 月曜日 11:55:03 JST
コマンド入力後には、スーッとCPU使用率が低下した。

上のコマンドではシステムによっては間違った時刻になる場合があるそうです。
同じく参照させてもらったサイトによると次のコマンドが良いようです。< ありがとうございます
date `date +'%m%d%H%M%C%y.%S'`


(参考)
・うるう秒のあとにMySQLなどのCPU使用率が高騰する件について
< http://d.hatena.ne.jp/sh2/20120702 > 2012年7月2日

・dateコマンドのオプションについて
< http://d.hatena.ne.jp/sh2/20120704 > 2012年7月9日

・Leap Second
< http://centos.distrosfaqs.org/general/leap-second/ > 2012年7月2日

・Leap Seconds in Red Hat Enterprise Linux
< https://access.redhat.com/knowledge/articles/15145 > 2012年7月2日

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