CentOS6では、QCADというアプリケーションを使っていた。
ところがCentOS7では、同様にepelリポジトリを導入していても、QCADをyumで導入できなかった。
そこで、LibreCADというアプリケーションを代わりに使うことにした。
LibreCADは、QCADから分岐したオープンソースソフトウェアである。
インターフェイスはAutoCADに似ている。
DWGファイルを使うためにlibdxfrwというライブラリ(GPLv2ライセンス)を使用している。
ここでのインストール環境は、DockerコンテナのCentOS 7 にMATEデスクトップ環境を導入し、VNCリモート接続できるようにしたものである。
下記はそのデスクトップ環境の導入手順である。
◯LibreCADについて情報を表示した
# yum info librecad
Name : librecadArch : x86_64Version : 2.0.5Release : 2.el7Size : 2.0 MRepo : epel/x86_64Summary : Computer Assisted Design (CAD) ApplicationURL : http://librecad.org/License : GPLv2 and GPLv2+Description : A graphical and comprehensive 2D CAD application.
◯LibreCADのインストール
[root@6097c5fce671 /]# yum install librecad
Installed:librecad.x86_64 0:2.0.5-2.el7Dependency Installed:libdxfrw.x86_64 0:0.5.11-2.el7 librecad-fonts.noarch 0:2.0.5-2.el7 librecad-langs.noarch 0:2.0.5-2.el7 librecad-parts.noarch 0:2.0.5-2.el7librecad-patterns.noarch 0:2.0.5-2.el7 muParser.x86_64 0:2.2.5-8.el7 shapelib.x86_64 0:1.3.0-2.el7Complete!
◯起動方法
インストール後、MATEデスクトップのアプリケーションメニュー内の「グラフィックス」群に「LibreCAD」項目が表示された。
これをクリックした。
アプリケーションが初回に開くときに、下記のように言語や単位を選択できるウインドウが表示された。
日本語を選択した。