たとえばscope 1番で、172.31.12.10-172.31.12.100/24の範囲のアドレスを配布し、
同時にDNSサーバーとして、特に8.8.8.8と、8.8.4.4を通知したい場合には、次のようにする。
このようにすると、scopeごとに異なる情報をdhcpで配布することができる。
optionを指定しない場合は、デフォルトのものが通知される。
# dhcp scope 1 172.31.12.10-172.31.12.100/24
# dhcp scope option 1 dns=8.8.8.8,8.8.4.4
「dns=」は、クライアントへ与えるDHCPメッセージの要素の一つを指定している。
2つ以上指定したい場合、アドレスはカンマで区切る。
DHCPで通知できるその他の要素もある。
使用ルーター:RTX1200 Rev.10.01.29
RTX1100などについては、「RTX1100/RTX1500/RT107e Rev.8.03.92 リリースノート Rev.8.03.90 からの変更点」に、
「DHCPサーバー機能で、1~49、62~254のオプション番号をdhcp scope optionコマンドで設定できるように変更した。」とでていますね。
(update 2012年4月8日)
使用ルーター:RTX1200 Rev.10.01.29
RTX1100などについては、「RTX1100/RTX1500/RT107e Rev.8.03.92 リリースノート Rev.8.03.90 からの変更点」に、
「DHCPサーバー機能で、1~49、62~254のオプション番号をdhcp scope optionコマンドで設定できるように変更した。」とでていますね。
(update 2012年4月8日)