更新 2016年12月18日(ntfsフォーマットツール)
Windowsディスク(NTFS)に保存されたディスクイメージファイルを、指定したデバイスに、
ddコマンドを使って書き込む手順
【CentOS 7 LiveCD環境の準備】
■必要なファイルをダウンロードし、
LiveCDをUSBメモリーに書き込み、そこからLinuxCDを起動した
○必要なファイルをダウンロードした
<CenOS 7 LiveCDのisoファイル>
CentOS-7-x86_64-LiveCD-1503.iso
<unetbootin-windowsの実行ファイル>
下記サイトから、Windows用のプログラムをダウンロードした。
http://osdn.jp/projects/sfnet_unetbootin/
unetbootin-windows-608.exe
○Windows環境にて、ダウンロードしたunetbootin-windows-608.exeを起動した。
開いたウインドウで「ディストリビューション」でなく、「ディスクイメージ」を選択し、
ダウンロード済みCentOS 7 LiveCDのISOファイルを指定し、書き込みを開始した。
○その後、書き込み済みのUSBメモリーでPCを起動した。
CentOS 7 LiveCDが立ち上がった。
さらに、LANケーブルを接続しインターネットに接続できる状態にした。
【CentOS 7 LiveCD環境立ち上げ後】
■WindowsのファイルシステムであるNTFSを読み書きできるように準備した
上記CentOS 7 LiveCDでは、デフォルトではNTFSを読み書きできない。
まず、次のようにして必要なパッケージをインストールした。
$ su
# yum install epel-release
1、(ntfsフォーマットツールも含める場合)
# yum install ntfsprogs
2、(ntfsマウントだけできれば良い場合)
# yum install ntfs-3g
次に、Windowsのハードディスク(NTFS)をマウントしてアクセスできるようにした。
ディスクのデバイス名は、fdisk -l で確認できる。間違ったパーティションを選択しないように注意する。
(例)/dev/sdaとして認識されたWindowsディスクのパーティションXを/mntにマウントする。
# mount -t ntfs /dev/sdaX /mnt
■マウントできたWindowsディスクにあるファイルを、指定したデバイスに書き込んだ
上記でマウント済みのWindowsファイルシステムにチェンジディレクトリ
# cd /mnt
ddコマンドで、同ディレクトリ内のdisk.imgを、指定したデバイスに書き込み
(書き込み先のデバイスの指定には十分に注意すること!データが破壊される!)
# dd if=disk.img of=/dev/sdX
進捗状況を確認するには、次のようにする。
まず、別のターミナルウインドウを開いて、次のようにコマンドを実行する。
# su
動作中ddのプロセス番号を検索
# ps -A | grep dd
次のコマンドで検索したプロセス番号を指定
# kill -SIGUSR1 プロセス番号
すると、ddが動作しているターミナルで、進捗状況が一回表示される。
さらに確認したい時には同様にすればいい。
以上