(無償) logo
世界中で使われるISO標準オフィスソフト(MSオフィス互換)

★LibreOfficeの導入事例★
詳細について

2013年2月13日水曜日

【YAMAHA RTX1200】RTX1200とフレッツ光ネクストを接続し、DHCPv6でIPv6プリフィックスを取得してみる

2017年4月15日 補足


RTX1200とフレッツ光ネクスト(西)を接続し、DHCPv6でIPv6プリフィックスを取得してみる



ひかり電話を契約した光ネクスト回線の場合、
接続したRTX1200は、「DHCPv6を使用」してIPv6プリフィックスを取得できる。

しかしひかり電話を契約しなければ、「DHCPv6を使用」してIPv6プリフィックスは取得できない。

そこで、ひかり電話の局内工事の前後で、
「DHCPv6を使用」しIPv6プリフィックスが取得できるかどうか、それぞれ試してみた。


(注意)
以下に示している手順を試すと、ホームゲートウェイとRTX1200でIPv6プリフィックスの奪い合いが生じて、
ひかり電話が利用できなくなる可能性があります。

ホームゲートウェイ下に、DHCPv6設定を行ったRTX1200をつなぎましょう。



□RTX1200をフレッツ光ネクストのONUに、LANケーブルで接続した

環境は、フレッツ光ネクストの契約時にひかり電話の契約を行っていなかったので、ONUのみが提供されていた。
以前から、RTX1200(LAN3)とONUを直結し、RTX1200からPPPoEでプロバイダに接続していた。

---光ファイバ---【 ONU 】=====【 RTX1200 】=====( PC )


今回、接続はONUとLAN3を接続したままで、以下のようにLAN3に設定を追加することで、
LAN3インターフェイスをPPP接続(PPPoE)とIP接続(IPoE)とで兼用するようにした。



□RTX1200に、IPv6とDHCPv6のための設定を加える

RTX1200に、IPv6を使用するための設定を加えていない場合では、
次のように、設定が存在しない旨が表示された。
# show status ipv6 dhcp

there's no DHCPv6 configuration.

そこでまず、DHCPv6を使用するための設定を加える必要がある。
次のように設定を追加した。
すでに述べたようにLAN3を、IPoE接続とPPPoE接続が共用する。
# ip lan3 address dhcp           ←LAN3にIPv4をDHCPで割り当てる(※)
# ipv6 lan3 address dhcp       ←LAN3にIPv6をDHCPv6で割り当てる
# ipv6 lan3 dhcp service client   ←LAN3でDHCPv6クライアントを動作させる
# ngn type lan3 ntt
(※)
ここのIPv4のDHCPクライアントの設定は、データコネクトを利用したRTX1200へのリモートセットアップで必要になる。
DHCPv6の動作には関係がない。


これで、ひかり電話を契約したフレッツ光ネクスト網からIPv6プリフィックスを取得する準備ができた。




■ひかり電話局内工事完了の前後でのステータス変化

○ひかり電話局内工事が未完了の場合

DHCPv6状態を調べた。
# show status ipv6 dhcp

DHCPv6 status

  LAN3 [client]
    state: solicit
ひかり電話が未契約なのでDHCPv6でIPv6プリフィックスを取得できないようだ。


IPv4のDHCPクライアントの状態も調べた。
(ひかり電話のデータコネクトではIPv4のDHCPクライアントも動作させておかなければならない。)
# show status dhcpc
インタフェース: LAN3 primary
                IP アドレス: サーバ検索中
    (タイプ) クライアントID: (01) 00 a0 ** ** ** ** ** ** **
IPv4アドレス用のDHCPサーバも見つけられないようである。


データコネクトの可否状態についても調べた。
# show status ngn
NGN(UNI)に関する情報が足りません
当然、データコネクトは利用できるような状態ではない。


このような状態でのLAN3のステータスである。
# show status lan3
LAN3
説明:
IPアドレス:                     (DHCP)
イーサネットアドレス:           00:a0:**:**:**:**
動作モード設定:                 Auto Negotiation (1000BASE-T Full Duplex)
最大パケット長(MTU):            1500 オクテット
プロミスキャスモード:           OFF
送信パケット:                   17441492 パケット(3467115581 オクテット)
  IPv4(全体/ファストパス):      17399122 パケット / 17014768 パケット
  IPv6(全体/ファストパス):      8 パケット / 0 パケット
受信パケット:                   26495292 パケット(24736214607 オクテット)
  IPv4:                         26446537 パケット
  IPv6:                         4445 パケット


○ひかり電話局内工事が完了した後の場合

DHCPv6状態を調べた。
# SHOW status IPV6 dhcp

DHCPv6 status

  LAN3 [client]
    state: established
    server:
      address: ::
      preference: 0
      prefix: 2001:****:****::/48
      duration: 14400
      T1: 7200
      T2: 10800
      preferred lifetime: 12600
      valid lifetime: 14400
      SIP server[1]: 2001:****:****:****::*
      DNS server[1]: 2001:****:****:****::*
      DNS server[2]: 2001:****:****:****::*
      Domain name[1]: flet*-west.j*
      Domain name[2]: iptv*.j*
      SNTP server[1]: 2001:a7**:****::*
      SNTP server[2]: 2001:a7**:****::*
      Vender Specific Information:
            Enterprise Number: 210
            MAC Address: 00:a0:**:**:**:**
            Tel Number: 0*****1234
            Addition Tel Number[1]: 0*****2345
            Addition Tel Number[2]: 0*****3456
            SIP Domain: ntt-wes*.ne.j*
            HGW Server: www.verinf*.hgw.flet*-west.j*
IPv6プリフィックス(/48)や、SIPサーバ、ひかり電話で取得した電話番号の情報を受け取っていた。


この状態で、LAN3の状態を表示させた。
# SHOW status LAN3
LAN3
説明:
IPアドレス:                     124。245。***。***/30 (DHCP)
イーサネットアドレス:           00:a0:**:**:**:**
動作モード設定:                 Auto Negotiation (1000BASE-T Full Duplex)
最大パケット長(MTU):            1500 オクテット
プロミスキャスモード:           OFF
送信パケット:                   1501744 パケット(345780582 オクテット)
  IPv4(全体/ファストパス):      1480593 パケット / 1331149 パケット
  IPv6(全体/ファストパス):      1545 パケット / 0 パケット
受信パケット:                   2075176 パケット(1709263781 オクテット)
  IPv4:                         2052625 パケット
  IPv6:                         2078 パケット
光ネクストの網から、NTT所属のIPv4アドレスも取得されていた。



同じLAN3のIPv6アドレスの取得状況を表示させた。
# show ipv6 address lan3
LAN3 scope-id 3 [up]
 Received:    232 packets 22327 octets
 Transmitted: 6 packets 616 octets

 グローバル     2001:****:****:****:*a0:****:****:****/ (lifetime: 13766/13766)
 リンクローカル fe80::**a0:****:****:****/
 リンクローカル ff02::1/64
 リンクローカル ff02::2/64
 リンクローカル ff02::1:****:****/64
NTT網内で有効のグローバルIPv6アドレスが取得できていた。
これはHGWがDHCPv6で割り当てたアドレスである。
HGW側の「DHCPv6サーバ払い出し状況」項目からも確認できた。



データコネクトで必要なSIP接続状態を調べた。

残念ながら、sip use on コマンドをRTX1200に設定し忘れていたため、動作検証できなかった。
# SHOW status NGN
NGN status

  LAN3
    sip:0*****1234@ntt-west.ne.j*
    切断 (3018)



(注意)
ONUとRTX1200の間にホームゲートウェイ(HGW)を設置するとき、
ホームゲートウェイが「IPv6プリフィックス(/48)」と「IPv4アドレス」を取得できるように、
ここでRTX1200がDHCPで取得したこれらの情報を解放する必要があるかもしれない。

それには一旦、RTX1200側で、次のようにしてLAN3に設定していたDHCPを無効化する。
# no ip lan3 address dhcp
# no ipv6 lan3 address dhcp
# no ipv6 lan3 dhcp service client
# no ngn type lan3 ntt
# save          ←変更を保存
# restart         ←再起動
このような解放作業を避けるために、ホームゲートウェイ(HGW)をONUに接続するまでは、
RTX1200には、ONUとつながったLANインターフェイスにDHCP設定を加えない方が良い。

ひかり電話のNTT局内工事が自動的に行われる場合、
ONUにDHCPv6を設定したRTX1200を直接接続していれば、その工事が完了した時点で、
RTX1200が「IPv6プリフィックス(/48)」と「IPv4アドレス」を自動的に取得してしまうことになる。
この状態でホームゲートウェイをONUとRTX1200の間に設置しても、
ホームゲートウェイはそれらのアドレスを取得することができずにひかり電話の設定に失敗してしまう可能性がある。
ホームゲートウェイをONUに接続してひかり電話が利用可能になったのを確認した後に、
RTX1200をホームゲートウェイに接続しDHCPv6やDHCP(v4)の有効化を行うと良い。

ところでまた、
ONUとRTX1200の間にホームゲートウェイを設置し、ひかり電話が使用可能な状態にならない場合、
利用可能なPPPOEセッション数がすでに限界に達しているからかもしれない。
RT-200NE、RT-200KI、VG820a等は、起動時にPPPoE接続を張って設定情報を取得するらしい。(†1)
今回のホームゲートウェイもそのようになっているかもしれない。
もしもRTX1200が2セッション以上でインターネットプロバイダへPPPOE接続しているなら、
ホームゲートウェイがひかり電話設定情報を取得するためのPPPOEセッションを新たに張ることができなくなる可能性がある。

ヤマハ ギガアクセスVPNルーター RTX1210

新品価格
¥74,413から
(2018/3/19 23:33時点)



<参考>
・(†1) ひかり電話 プロトコル
< http://www.voip-info.jp/index.php/%E3%81%B2%E3%81%8B%E3%82%8A%E9%9B%BB%E8%A9%B1_%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%AB >