さらにこの仮想スイッチングハブは、ホスト上にある任意の物理LANインターフェイス(NIC)にブリッジすることで、
その物理ネットワークと接続できるようになる。
仮想マシン ⇔ 仮想スイッチングハブ(仮想ネットワーク)VMnet ⇔ ホストのNIC ⇔ 物理ネットワーク
VMwareServer (2.0.2)では「Virtual Network Editor」を使って、
仮想スイッチングハブ(VMnetX)にホストの物理ネットワークインターフェイス(NIC)を割り当てる。
■「Virtual Network Editor」を起動させる(要注意)
Windows7がホストOSの場合、
スタート→ すべてのプログラム→ VMware→ VMware Server→ Manage Virtual Networksから、
「Virtual Network Editor」を起動させることができる。
しかしWindows7の場合には、注意が必要である。
上記の手順でManage Virtual Networksを開くとき、管理者として開かなければいけない。
この項目で右クリックをし、管理者として実行(A)をクリックする。
もしも、このようにせずに単に起動した場合は、次のように種々の設定ができない。
Host Virtual Network Mapping項目では、
各仮想スイッチ(VMnet)とネットワークアダプターとのマッピングで、Not bridgedしか選択できない状態なる。
これは不具合なのではないかと困ってしまうことになる。
また、Host Virtual Adapters項目では、
Virtual Networkに対してNetworkAdapterを「追加(Add)」しようとしても、 New Deviceが表示されるだけで「適用ボタン」も現れず前へ進めないので、これはバグではないかと疑ってしまうことになる。
■管理者権限で起動した「Virtual Network Editor」を使って
仮想マシンが接続する仮想スイッチ(VMnetX)を、特定の物理ネットワークインターフェイス(NIC)にブリッジする手順
・Host Virtual Network Mapping項目を開く。
・リストの各行は仮想スイッチVMnet0~9と、物理ネットワークアダプターとのマッピングを表している。
・未使用の仮想スイッチVMnetの行で、ドロップダウンボックスから任意のNICを選択する。
・適用ボタンを押して保存。(OKボタンでエディタを終了する。)
○あとは、メインGUIのVMware Infrastructure Web Accessにて仮想マシンの設定を行う。
その仮想マシンが接続する仮想スイッチ(VMnet)を候補から選択する。