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2010年3月22日月曜日

【Linux CentOS5.4】SDカードやUSBディスクをFAT32でフォーマットする

■SDを入れたカードリーダーやUSBメモリを差し込み、割り当てられたデバイス名をログから確認

ただし、フォーマットする場合はマウントまでする必要はない。





(注意)以下の操作で対象メディア内データは消去される。


■まず、fdiskコマンドをつかってディスクの領域を確保する

USBディスクなどをFAT32などのファイルシステムでフォーマットするためには、
まずファーマットされる領域(パーティション)が確保されている必要がある
仮に、デバイス名がsdxとして認識されたディスクを考える。


# fdisk /dev/sdx

以下のコマンドを使いながら領域をディスクに確保し、最後に変更をディスクに書き込む。

n ・・・パーティション(領域)確保
d ・・・パーティション(領域)削除
p ・・・パーティション(領域)表示
w ・・・ディスクに変更を書き込み
以上のコマンドを使って、仮に、ここではsdx1というパーティション(領域)がディスクに確保されたとする。



■パーティションをFAT32ファイルシステムでフォーマットする

次のコマンドをつかって、指定した領域を、指定した種類のファイルシステムで、フォーマットできる。

この例では、vfatファイルシステムを構成する。

# mkfs.vfat -v -c -F 32 /dev/sdx1
-c Check the device for bad blocks before creating the file system.
-v Verbose execution.
-F FAT-size
Specifies the type of file allocation tables used (12, 16 or 32
bit).

【Linux CentOS5.4】SDカードをマウントする

更新:2015年7月23日
 
□大まかな手順

1、マシンに取り付けたディスクのデバイス名を確認
2、デバイス名を使ってマウントする


■SDを入れたカードリーダーをUSBに差し込み、割り当てられたデバイス名を確認

方法1、方法2のいずれかを採用して、割り当てられたデバイス名を見つける。
方法2が簡単だが、方法1ではディスクのベンダーやモデルなどの情報も得られるので間違いにくい。


(方法1) ログファイルから確認する

SDカードを取り付けた直後に、ログファイルの最後尾の方から下記にマーカーしたような記述を探す。

注意するところは、
マルチカードリーダーを使用した場合には、ディスクがささっていないスロットもデバイスとして認識されているということである。
ただしその場合ディスクがないのでパーティションがなくsdxのような具合に認識されている。

ディスクがささったスロットでは、マーカーされた箇所のように認識がなされる。
SCSI device sde: 31388672 512-byte hdwr sectors (16071 MB) というように
SCSIデバイスという言葉や、セクター数なども記述されている。
そこに sdx1  という形式のデバイス名が発見される。(数は一つ目のパーティション)

# less /var/log/messages
Mar 22 04:28:29 localhost kernel: usb 1-2: new high speed USB device using ehci_hcd and address 2
Mar 22 04:28:29 localhost kernel: usb 1-2: configuration #1 chosen from 1 choice
Mar 22 04:28:29 localhost kernel: scsi2 : SCSI emulation for USB Mass Storage devices
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Vendor: USB2.0    Model: CardReader CF     Rev: 0100
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 00
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:0: Attached scsi removable disk sdb
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:0: Attached scsi generic sg1 type 0
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Vendor: USB2.0    Model: CardReader SM XD  Rev: 0100
evision: 00
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:1: Attached scsi removable disk sdc
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:1: Attached scsi generic sg2 type 0
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Vendor: USB2.0    Model: CardReader MS     Rev: 0100
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 00
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:2: Attached scsi removable disk sdd
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:2: Attached scsi generic sg3 type 0
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Vendor: USB2.0    Model: CardReader SD     Rev: 0100
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:   Type:   Direct-Access                      ANSI SCSI revision: 00
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: SCSI device sde: 31388672 512-byte hdwr sectors (16071 MB)
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sde: Write Protect is off
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sde: assuming drive cache: write through
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: SCSI device sde: 31388672 512-byte hdwr sectors (16071 MB)
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sde: Write Protect is off
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sde: assuming drive cache: write through
Mar 22 04:28:34 localhost kernel:  sde: sde1
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:3: Attached scsi removable disk sde
Mar 22 04:28:34 localhost kernel: sd 2:0:0:3: Attached scsi generic sg4 type 0



(方法2) fdisk コマンドをつかって、デバイス名を確認する。

ただし、こちらの方法では、ディスクのベンダーやモデルなどが表示されない。
複数のメディアが表示される場合には、混同しないように注意が必要!

# fdisk -l

次のように、一覧が表示されるので、方法1と同じように、対象デバイス名を見つける。
(下記は、例であり、方法1とは違うマシンでの結果である。)
ディスクごとに、情報(セクタサイズ、パーティションなど)が一覧できる。
ディスク /dev/sda: 322.1 GB, 322122547200 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 39162
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O size (minimum/optimal): 512 bytes / 512 bytes
ディスク識別子:

デバイス ブート      始点        終点     ブロック   Id  システム
/dev/sda1   *           1          64      512000   83  Linux
パーティション 1 は、シリンダ境界で終わっていません。
/dev/sda2              64       10263    81920000   8e  Linux LVM
/dev/sda3           10263       39163   232139776   83  Linux



■上で確認した割り当てられたデバイス名でマウントする

(注意)Linuxにマウントするには、既にSDカードがフォーマットされて「ファイルシステム」を持っている必要がある。

フォーマット済みかどうかは、上記の方法2で挙げた、fdisk -l などで調べられる。
市販品のSDカードなどはすでにフォーマット済みでファイルシステムが作成されているものが多い。
ただし、どんなタイプのファイルシステムでフォーマットされているかどうかは調べる必要がある。

新たにフォーマットする方法はここをクリック



上の例(方法1の例)ではSDカードにはsdeというデバイス名が割り当てられている。
そして、sde1は一つ目のパーティションに対応している。
例では、パーティションsde1が持っている「ファイルシステム」をマウントする。

次の書式を用いてマウントする。
(SDカードで使用されている「ファイルシステム」の種類を正しく指定すること。ここではvfatを指定している。)
 mount -t type dev dir    : ordinary mount command
マウント先としてディレクトリを作成してから、そこにマウントを行った。
 # mkdir /mnt/sd_card-01
 # mount -t vfat /dev/sde1 /mnt/sd_card-01


マウントできているか確認する。
 # ls /mnt/sd_card-01/
sd_audio

保存されていた内容が表示できた。



■アンマウントする方法

次のように、専用コマンドでマウント先のディレクトリを指定する。

# umount /mnt/sd_card-01/

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2010年3月10日水曜日

【CentOS】 GNOMEのメニューを編集する

<更新日>
2012年6月11日
GNOMEロックダウンエディタpessulusのインストールはこちらです。

次のコマンドをGNOMEターミナルから実行すると開くウインドウで編集できる

$ alacarte



CentOS 6.2(インストール時にデスクトップを選択したもの)にはインストールされていなかった。

# yum info alacarte
Loaded plugins: fastestmirror, refresh-packagekit, security
Loading mirror speeds from cached hostfile
 * base: ftp.jaist.ac.jp
 * epel: ftp.jaist.ac.jp
 * extras: ftp.jaist.ac.jp
 * updates: ftp.jaist.ac.jp
Available Packages
Name        : alacarte
Arch        : noarch
Version     : 0.12.4
Release     : 1.el6
Size        : 125 k
Repo        : base
Summary     : Menu editor for the GNOME desktop
URL         : http://www.gnome.org
License     : LGPLv2+
Description : Alacarte is a graphical menu editor that lets you edit, add, and
            : delete menu entries. It follows the freedesktop.org menu
            : specification and should work with any desktop environment that
            : uses this specification.

インストールを行った
# yum install alacarte
Installed:
  alacarte.noarch 0:0.12.4-1.el6

Complete!

【Fedora10】 日本語フォントのインストール

1、日本語フォント用のディレクトリを作成し、使用したい日本語フォントをコピーする

#cd /usr/share/fonts/
#mkdir japanese

#cp -a で、フォントファイルを/usr/share/fonts/japaneseにコピー


2、次のコマンドで、上でコピーしたフォントを認識させる

# fc-cache -fv ←システムに認識させる 

# fc-list ←その確認

【Linux Fedora10】CANONプリンタドライバーのインストールと設定

より新しい手順は次のページを参照してください。

【Linux CentOS6.3 64bit版】Canonのレーザープリンターをインストールする

【Linux CentOS6.5 64bit版】ネットワーク対応CANONレーザープリンタをIPネットワーク経由で利用するための設定【linux-lipslx-printerdriver64-v270.tar.gz】



Fedora10に、キャノンプリンタのドライバをインストールする手順について



1、次の二つのファイルをキャノンのホームページからダウンロード
cndrvcups-common-x.xx
cndrvcups-lipslx-x.xx



2、次のようにインストールする
# yum install glibc.i386 ←これがないと、インストールに失敗した(Fedora10_64Bitの 場合)
# rpm -ivh cndrvcups-common-1.90-1.x86_64.rpm

# yum install libxml2.i386 ←これがないと、インストールに失敗した(Fedora10_64Bitの 場合)
# rpm -ivh cndrvcups-lipslx-1.90-1.x86_64.rpm


3、システム全体を再起動
# reboot ←必ずシステム全体を再起動させること(cupsの再起動では駄目だった。キューがキャンセルされた。


4、プリンターの登録と設定(例)

・LBP5910/5910F    Canon LBP5910 LIPSLの場合
 CNCUPSLBP5910ZJ.ppdを用いる

# /usr/sbin/lpadmin -p LBP5910_LIPSLX -m CNCUPSLBP5910ZJ.ppd -v lpd://192.168.100.101/LBP5910 -E

・LBP3900/3950    Canon LBP3900/3950 LIPSLX
CNCUPSLBP3950ZJ.ppd

# /usr/sbin/lpadmin -p LBP3900_LIPSLX -m CNCUPSLBP3950ZJ.ppd -v lpd://192.168.100.102/LBP3900 -E

・LBP3980        Canon LBP3980 LIPSLX   
CNCUPSLBP3980ZJ.ppd

# /usr/sbin/lpadmin -p LBP3980_LIPSLX -m CNCUPSLBP3980ZJ.ppd -v lpd://192.168.100.103/LBP3900 -E

・iR C2550F    Canon iR C2550 LIPSLX   
CNCUPSIRC2550ZJ.ppd

# /usr/sbin/lpadmin -p iRC2550_LIPSLX -m CNCUPSIRC2550ZJ.ppd -v lpd://192.168.100.104/iRC2550 -E


<備考>
◎PPDファイルは次のディレクトリにまとめられている

# cd /usr/share/cups/model/


◎ブラウザをつかいhttpアクセスすることで、今回設定した内容などを把握できる
(127.0.0.1は、localhostのアドレス)

http://127.0.0.1:631

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