特にヘビーな使い方をしていないにもかかわらず、なぜか50GBもの容量が消費されていた。
Cドライブにあるフォルダを順にプロパティー表示していき、圧迫しているフォルダを探索していった。
すると、C:¥Windows¥winsxs というフォルダが、21GBもの容量を消費していることがわかった。
この winsxs というフォルダについてネットで調べてみると、windowsシステムに関するものであり、
Windows Updateに伴って使用容量が増えるらしいことがわかった。(†1)
むやみに削除するわけにはいかないものだとわかったので、次の方法で空き容量を得ることにした。
★できる限りこのwinsxsフォルダの圧迫を解消しディスクの空き容量を増やす方法
(注意!)
以下の操作によって、次回のWindowsの起動には非常に時間がかかる。
これはクリーンアップ処理の続きが再起動後にも行われるためである。
再起動後にようやくディスクの空き容量が増えることにも注意したい。
そのため、時間的も心にも余裕のあるときに試すべきである。
(気が急いてついついリセットボタンなんか押してしまうことになれば、システムが壊れるかもしれないし。)
DOSプロンプトから、次のコマンドを実行し、「ディスククリーンアップ」を起動する。
Cleanmgr.exe
起動後、クリーンアップするドライブを選択するダイアログが表示された。
ここでは、windowsフォルダのあるドライブ(Cドライブ)を選択した。
しばらく待たされたあと、ダイアログが開いた。
Windows Update 関係のデータをクリーンアップできるらしいことがわかった。
21GBのうち、5GBだけ節約することができるらしかったので、ダイアログに従って早速クリーンアップを実行した。
「不要なファイルを整理しています」と表示され、自動的にクリーンアップが行われる。
しかし、このクリーンアップの完了後、ディスクのプロパティーを見てもまだ使用容量に変化がなかった。
〇クリーンアップが完了して実際にディスクの容量が増えるのは、再起動後
Windowsの再起動を試みた。
すると、次にデスクトップが表示されて使用できるようになるまでに非常に時間がかかった。(†3)
私の場合、再起動後にデスクトップが表示されるまで、約30分待たされた。
こんなにも時間がかかるとは思っていなかったので、ドキドキだった。
リモートで接続していたので、「お待ちください」の文字だけを前にして、気が気でなかった。
もう帰ってこないのではないかと思ったほどだ。
(パソコンの前に居るのなら、処理中のハードディスクの動作を知られるだろうから少しは安心できただろう。)
長いこと待たされて、再びデスクトップがよみがえり、ディスクの容量を確認すると予定されていたとおりに増えていた。(5GB)
winsxsフォルダを確認すると、その分だけ削減されていることがわかった。(21GB→15GB)
やれやれ。
<参考>
(1)Cドライブの容量不足は「WinSxS」フォルダーの肥大化が原因?
< http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1411/04/news031.html > 2016年8月22日
(2)Windowsの不要ファイルを一気に削除する方法/ディスク クリーンアップの使い方
< http://freesoft.tvbok.com/tips/optimise_vista/disk_cleanup.html > 2016年8月22日
(3)Windows7の不要な更新プログラムを削除したら空き容量が3.39GBも増加
< http://newsbit.jp/blog/index.php?itemid=142 > 2016年8月22日